Summary

  • AFRINICの移転原本では、Rain Networks (Pty) Ltdが2019年1~2月に三つのIPv4範囲を別々の日にBroadlinkへ渡した。計5万7344の固有アドレスは2022年9月26日、同じ厳密な境界のまま、BroadlinkからRAIN GROUP HOLDINGS (PTY) LTDへの一件のMERGER_ACQUISITIONに入った。
  • 2022年の行には別の1024アドレスの/22とAS327840もある。三範囲の再登場は5万7344アドレス、Broadlinkの行全体はIPv4が5万8368アドレスと一つのASNだ。二つのRain名は異なる法人名である。

後から一枚の書類にまとまると、三枚の古い送り状が見えにくくなる。AFRINICの累積ファイルでは、Rain Networks (Pty) Ltdが2019年に三度、異なる日にIPv4範囲をBroadlinkへ渡した。種別はいずれもRESOURCE_TRANSFER。2022年9月、Broadlinkはその三範囲を一つのMERGER_ACQUISITION行でRAIN GROUP HOLDINGS (PTY) LTDへ渡す。両端の名前にはRainがある。しかし記載された法的名称は同一ではない。ブランド名の響きで矢印を円にしてはいけない。

最初は2019年1月14日の196.2.96.0–196.2.127.255、8192アドレスの/19だった。2月4日に41.213.0.0–41.213.127.255、3万2768アドレスの/17が続き、2月8日には41.208.192.0–41.208.255.255、1万6384アドレスの/18が出た。三つは重ならず、合計5万7344アドレス。出し手と受け手が共通でも、三つの日付には意味がある。Broadlinkが各範囲を保持した期間は同じではないからだ。

2022年9月26日12:35:41 UTCの移転行は、一度に三つを再び並べる。送り手はBroadlink、受け手はRAIN GROUP HOLDINGS。/19、/17、/18の開始と終了は2019年の記載と完全に一致する。間隔はそれぞれ1351日、1330日、1326日。二度の記録を住所の新規供給として足すと、三範囲だけで延べ11万4688アドレスになる。実際に異なる番号は5万7344のままだ。取引に現れた回数と資源そのものの大きさを分ける必要がある。

2022年の行にはもう一つの塊が同封されていた。154.73.252.0–154.73.255.255、1024アドレスの/22とAS327840だ。その行のIPv4合計は5万8368アドレスになる。追加の/22は三つのRain Networks→Broadlink移転には含まれず、ASNはIPv4アドレスではない。同じ行に入ったからといって、五種類の数を一つの在庫量にしてしまうと、三段階の歴史が書き換わる。

その9月26日には、MXIT、Neology、Rain Networks自身からRAIN GROUP HOLDINGSへ向かう別の移転行もある。集中が起きたことは登録簿の事実だ。各社の持株関係や対価はこの一覧には載らない。三範囲の厳密な移動経路は読めるが、企業集団の全体図を登録簿の空欄に描く材料はない。

現在の登録も確かめた。AFRINIC RDAPは41.213.0.0/17と41.208.192.0/18を正確な境界で返し、組織をRAIN GROUP HOLDINGSとする。古い196.2.96.0/19はAFRINIC Whoisでは隣接する二つの/20、.96.0–.111.255と.112.0–.127.255として返り、双方とも同じ組織だ。11月3日の拡張委任ファイルには元の8192アドレスの/19が一つの割当として残る。/19全体へのRDAP照会は単一オブジェクトを返さない。歴史の移転単位と今の詳細登録単位は、二つの尺度で見る。

最後の一行だけを読むと、5万8368アドレスとASN一つの包みが見える。最初の三行だけを足しても、2022年に同じ5万7344アドレスが再び動いたことを見失う。境界を鍵にして両方読むと、三つの出口と一つの大きな入口、さらに入口で加わった/22が区別できる。Rainという一語は便利だが、Rain NetworksとRain Group Holdingsを同じ法人にする鍵ではない。

AFRINICの原本は数字を隠していない。隠れやすいのは時間だ。2019年1月から2月まで分かれた三つの動きが、2022年の一つの欄に収まってしまう。市場に必要なのは整った終点だけではない。どの範囲が、どの法人名を通り、どの日に渡ったかという、面倒で正確な道順だ。

AFRINICの一次資料