要約

  • David Tatlisu は2026年10月29日、RIPE-NONAUTH の追加整理を NWI-22 と宣言した。削除処理の実施決定ではない。
  • Ed Shryane が示した候補は二種類。何を一致と見なすか、管理者にいつ知らせるか、削除対象から外す方法は後続の Solution Definition に残された。

議題が先に立った

RIPE の公式紹介によると、Tatlisu はネットワーク技術者で Database Working Group の共同議長だ。RIPE 93 の直前、公開メーリングリストで意見を述べる時間は十分あったとして、新しい作業番号を発表した。会議録にもその告知が残る。これは問題を扱う窓口を作る行為だ。

Shryane の10月9日の問題提起では、RIPE-NONAUTH に約44,526件のオブジェクトがあり、年間更新は100件未満。有効な ROA と一致するものが約16,497件、他の RIR のデータベースに一致するものが約27,449件とし、当初約60%の縮小を見込む。二つの群の重複は示されていない。足し算して削除件数を決めることはできない。

これらは権威ある記録ではない域外の経路登録情報で、かつて共通パスワードを使って匿名作成できた。放置された複製を減らす理由はある。ただし、完全に同じ記録と、より細かなプレフィックスを持つ別の記録では意味が違う。照合の方法が曖昧なまま消せば、利用者の経路フィルターにも影響が及ぶ。

Shryane は照合条件、事前通知、管理者が削除を拒む選択、公開説明を次の文書で定めるとしている。NONAUTH 自体を閉じる計画ではなく、照会と NRTM ミラーも続く。Tatlisu が開いたのは、この未完成な設計を扱う仕事だ。

必要なのは候補一覧、通知期間、除外の受理記録、誤削除から戻す手順を備えた日付入りの方案だ。番号だけでは削除の正当性を証明できない。

出典:RIPE Database WG の公開討議;RIPE 93 会議録;議長紹介。