- CPP は20km の送電線を建設し、Calliope River Substation を改修するとともに、500MVA 変圧器の設置を監督する
- 今回の発注は、7月に締結された現場準備工事の契約に続くもので、Gladstone の増強事業全体が本格的な建設段階へ進む
事実
Powerlink は、クイーンズランド州中部の Calvale to Calliope River Transmission Line Reinforcement Project について、Consolidated Power Projects(CPP)に主要建設契約を発注した。CPP は、グラッドストン近郊の Calliope River Substation と、マウント・ラーコム南方に計画されている Gladstone West Substation の間に20km の送電線を建設する。また、Calliope River Substation を改修し、500MVA 変圧器の設置を監督する。
今回の契約は、この事業で2件目となる主要建設契約である。7月には、Powerlink が BMD Constructions を選定し、初期の伐採・整地とアクセス工事を発注した。増強事業全体には、Calvale と Calliope River の間を結ぶ全長87km の275kV 2回線送電線の新設が含まれる。Powerlink は、CPP の工事で約150人が雇用され、その約30%をクイーンズランド州中部の人材が占めると見込んでいる。
分析
Powerlink は、送電ルートの準備からインフラ本体の建設へ移行しつつある。BMD はルート沿いのアクセスを整備し、CPP は20km の送電線、Calliope River Substation の改修、500MVA 変圧器の設置を担う。
この区間を稼働させるには、これらの工事を一体として完成させる必要がある。送電線の完成だけでは不十分であり、変電所工事と変圧器についても、完成後に試験と運用開始手続きを終えなければならない。Powerlink は Gladstone 事業全体の日程を示しているが、CPP の担当区間について個別の送電開始日は公表していない。
BTW の読者にとって、次に確認すべき進展は現場で目に見える動きとなる。鉄塔の建設、電線の架設、変電所工事の完了、変圧器の運用開始である。こうした節目によって、この増強区間が計画どおり稼働に向かっているかが明らかになる。
注目点
現場への作業員・機材の投入、鉄塔の組み立て、電線の架設、500MVA 変圧器の搬入、Calliope River の工事完了に注目したい。Powerlink は、Calvale―Calliope 間送電線の完成を2029年3月、Gladstone West の完成を2029年半ばに予定している。今後の発表で、CPP が担当する20km 区間とこれらの日程との関係が明確になる見通しだ。
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