要約

  • CCAMPは将来のCMIS/C-CMIS資料をOIFに求め、ホストやコントローラー向けYANGモデルを並行更新しようとしている。
  • 要請文が進行中と呼ぶプラガブル光モジュールの草案2本はDatatrackerで失効扱い。別のDWDMモデルは現在も有効な草案だ。

光モジュールがホスト装置に渡す情報と、そのホストがネットワークコントローラーに見せる情報は同じではない。どの値を次の層に通すか。それが10月28日にCCAMPからOIFへ送られた正式な要請の核心だ。

要請文の説明では、OIFのCMISはホストとプラガブルモジュールの間を扱い、CCAMPのYANGモデルはホストやネットワークコントローラーが使う北向きインターフェースを扱う。CCAMPが求めるのは選択的な公開だ。搬送波の中心周波数は、ホストがYANGで公開すべき項目として明記された。

この例は、規格の境界を具体的にする。CMISでホストが読める値でも、北向きモデルに入らなければコントローラーには届かない。YANGで公開するかどうかは、異なるホストやコントローラーが同じ情報を扱える範囲を決める。要請文は対象項目を特定した。製品での実装状況は、別途その記録が出れば確認できる。

CCAMPは作業を3つに分けている。パケット・光統合ネットワークの運用者ユースケース、ホスト/コントローラーが公開するYANGモデル、そしてIETFやOIFを含む他の標準化フォーラムとのギャップ分析だ。CCAMPは将来版CMISとC-CMISの作業文書をOIFに共有するよう求め、機能追加とYANG更新を並行させたいとしている。ホスト側のモデルが、後から出るモジュール機能に追いつくための段取りである。

しかし公開記録には食い違いが残る。draft-ietf-ccamp-actn-poi-pluggable-usecases-gapsは要請文では進行中だが、Datatrackerでは最新版01(2025年4月29日)が失効・アーカイブ済みと表示される。draft-ietf-ccamp-actn-wdm-pluggable-modellingも要請文では進行中とされるものの、公開ページは版00(2026年1月9日、7月20日更新)を失効扱いにしている。

CCAMPの光モデリングには別の活発な線がある。draft-ietf-ccamp-dwdm-if-param-yang-16は有効なInternet-Draftとして掲載され、Datatrackerは10月29日のYANG検証をエラー0件、警告0件と記録した。要請文は、このモデルがCCAMPワーキンググループ最終確認へ向かう段階だと説明している。公開状態を分けて読めば、プラガブルモジュール草案2本の失効とDWDMモデルの進展を混同せずに済む。

要請の目的は「For action」、回答期限は2026年11月16日。公開ページにはCCAMPからOIFへの要請があり、OIFの回答はまだ掲載されていない。次の判断材料は、公開回答と対象パラメーターに対応する新しい版・状態の記録だ。

出典

CCAMP連絡文2291;POIプラガブルモジュールのユースケース草案;プラガブルモジュールのモデリング草案;有効なDWDMインターフェースモデル;CCAMP文書一覧。