要約

  • ICANN87のGAC公報によると、2026年ラウンドのIDN申請は暫定21件、全申請の約1.3%。最終的な文字列一覧は11月17日に確定する。
  • 申請ガイドはIDNの優先抽選を定める。2012年ラウンドの変異形を除き、参加する残りのIDN申請が125件未満なら、全件が非IDNより先に抽選される。

先に呼ばれる列を作っても、そこに並ぶ申請が少なければ効果は限られる。ICANNの2026年新gTLDラウンドでは、国際化ドメイン名(IDN)の列にその光景が見える。10月26日のGACコミュニケは、IDN申請を暫定21件、全体の約1.3%と記した。ICANNが8月に受け付けた主申請は1600件を超える。21件は委任されたTLD数でも最終件数でもない。

申請ガイドには具体的な優先規則がある。2012年ラウンドの既存IDN gTLDに対する割り当て可能な変異形が最初に抽選される。その後、抽選参加を選んだ残りのIDN申請が125件未満なら、全件が非IDNより先に優先番号を得る。125件以上なら最初の500件枠のうち125件をIDNに充て、後続の500件枠でもIDNが残る限り最初の10%を割り当てる。参加は任意で、代理人などが現地で申請ごとに100ドルの券を買う。GACの21件を、そのまま抽選参加件数と呼ぶことはできない。

規則が変えられるのは審査の順番だ。申請書を出す運営主体、資金、利用者を規則が自動で用意するわけではない。GACは今回の低い比率が、期待された言語と地域の多様性に届かないおそれを指摘した。一方、公報は申請が少ない理由を特定していない。原因を決めつければ、確かな数字の強さまで失う。

11月17日の文字列確認で、主申請と変異形を分けた最終数が分かる。続いて抽選への参加、付与された番号、審査結果を追える。優先レーンの設計はすでにある。今問うべきは、入口からそのレーンまで何件が進んだかだ。

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