Summary

  • 5月の議事録では、更新したリスク分類と許容度に合わせて登録簿の見直しを進め、その結果を内部監査の対象と計画につなぐ作業が記されている。
  • 10月22日、ICANNは監査委員会を率いていたCatherine Adeyaをリスク委員会議長に任命した。前議長のWes Hardakerは委員に残り、Greg DiBiaseが監査を率いる。

監査の「見るべきもの」は、会議室で突然決まるのではない。ICANNの5月のリスク委員会議事録によると、更新したリスク登録簿が内部監査の対象範囲とリスクに基づく監査計画の土台になる。登録簿の一行は、後にどこへ監査の時間を使うかを左右する。

ところが、その前段には渋滞がある。新しいリスク分類と許容度の資料に合わせ、登録簿の見直し、リスク選好、調整作業の順序を組み替える必要があった。委員会は遅れを繰り返さないための予定も話し合っている。分類が定まらなければ、登録簿から監査計画へ渡す材料も定まらない。

この作業の責任者が替わった。10月22日の理事会決議は、Catherine Adeyaをリスク委員会、Greg DiBiaseを監査委員会の議長に据えた。2025年の人事ではAdeyaが監査、Wes Hardakerがリスクの議長だった。Hardakerは委員に残り、前の議論を新しい体制へ持ち込める。理事会は7月にリスク委員会の規約も改訂し、監督の実務に合わせている。次に見たいのは新しい名札より、分類と許容度がいつ固まり、監査計画に何が渡ったかという記録だ。