Summary

  • RIPE NCCは2026年11月3日21時から21時30分CETまでRPKI Dashboardを保守予定とし、RIPE NCC Access、LIRポータル、RIPE Databaseには21時から21時10分までの別窓を設定した。二つの告知が挙げる対象コンポーネントは異なる。
  • 10月23日にも二つの保守が同時に始まった。画面側の完了通知は20時07分44秒CEST、ログイン・ポータル・データベース側は20時29分56秒だった。約22分の差は通知間隔であり、会員の利用不能時間を測った数字ではない。

入口の保守は21時10分まで、入口の先にある画面の保守は21時30分まで。会員はどちらの時計を見るべきか。RIPE NCCの公式ステータスページは11月3日に二つの予定を載せ、どちらも21時CET開始としている。RPKIの記録は21時30分までで、影響対象に挙げるのはRPKI Dashboardだけ。保守中は画面を使えないと告知する。もう一方は21時10分までで、RIPE NCC Access、LIR会員ポータル、RIPE Databaseを列挙する。こちらの更新文は一般的な保守案内で、会員の具体的な操作がいつ可能になるかは示さない。

これらはステータス画面に並ぶだけの独立したアイコンではない。RIPEのホスト型RPKIガイドによれば、会員はLIRに結び付くRIPE NCCアカウントでログインし、Dashboardで経路オリジン認可、すなわちROAを管理する。Accessの説明もDashboardを資源管理の行き先に挙げる。ROAを修正する人は認証経路と画面の両方を使う。保守の担当票を分けても、会員の操作は分割できない。

10月23日の公式記録には前例がある。RPKI Dashboard側は20時から20時30分CEST、Access・ポータル・データベース側は20時から21時までの予定だった。前者は20時に進行中、20時06分47秒に検証中、20時07分44秒に完了となった。後者は20時01分07秒に進行中となり、完了通知は20時29分56秒。二つの完了通知には22分11秒の開きがある。

11月の予定は長短が逆だ。入口側は先に終了し、Dashboard側はさらに20分続く計画になっている。四つの保守記録から、技術変更が同一だと決める材料は得られない。10月の時刻が示すのはRIPEが各作業の完了を公表した時点だ。会員がログインし、画面を開き、ROAの変更を保存できた時刻ではない。

対象の読み方も大切だ。11月の見出しは「RPKI System Maintenance」だが、列挙された影響対象はDashboard。RRDP、rsync、ROA管理API、BGP経路の将来状態は、二つの告知には記録されていない。もう一つはSSO、ポータル、データベースを対象にする。部品ごとの窓は分かる。欠けているのは、部品をまたぐ一つの仕事の完了確認だ。