要約

  • Hervé Clémentは2029年末までNRO NCのRIPE NCC理事会指名枠を務める。同協議会は世界の番号政策やICANN理事候補の指名に関わる。
  • 理事会は10月17〜18日のメール会議で全会一致を記録し、七人の出席者と決議EB#197-R-01を公表した。

地域の理事会が選ぶ一議席でも、影響が地域内で止まるとは限らない。RIPE NCCの10月22日の発表はHervé Clémentの続投を告げた。NRO NCはICANN理事二議席の候補を指名する役割も持つ。その仕事を担う席に、現職で唯一の確認済み候補だったClémentが再び座る。理事会は前任期の働きを評価した。

証拠は第197回理事会の確定議事録にある。会議形式はメール、期間は10月17〜18日。Randy Bush、Ondřej Filip、Maria Häll、Raymond Jetten、Lars-Johan Liman、Sander Steffann、Piotr Strzyżewskiの七人が出席者として並ぶ。決議EB#197-R-01は氏名、役職、三年間の始期と終期を明記し、全会一致で採択された。理由の記述は過去の仕事への満足という短いものだ。

公式の候補募集案内によれば、NRO NCはICANNのAddress Supporting Organization Address Councilの役割も担う。世界共通の番号資源ポリシー手続きを監督し、新しい地域レジストリの認定について勧告し、ICANN理事二議席への候補を指名する。たった一人の任命でも、これだけの決定経路に加わる。RIPE地域にはコミュニティ選出枠もあるが、今回の枠を選ぶのはRIPE NCC理事会だ。支持表明は公開される一方、選任の責任は理事会に残る。

公募は7月30日に始まり9月30日に締め切られ、一人が候補として確定した。議事録は選任の責任主体を示す一方、詳しい業績評価までは語らない。次に見るべきものは就任後のNRO NCの記録だ。世界共通の政策やICANN理事の候補指名にどう関わったかを追えば、この再任の意味を実際の仕事で読める。椅子の名札は決まった。中身を書くのは、これからの三年だ。