要約

  • RIPE NCCは2026年10月28日〜30日、ブルガリア・ソフィアのRIPE 93会期中にオンラインおよび対面で総会(GM)を開催する [1][7]。
  • 公表された草案には、2027年度活動計画・予算の議論、6議席を埋める仲裁人パネル選挙、2026年の余剰・赤字を2027年に処分する投票、理事会構造を変更する定款改正の投票が含まれる [2]。
  • RIPE Labsの解説によれば、改正案では現行の執行理事会がRIPE NCC理事会となり、会員選挙で選ばれる7名の非執行理事は継続し、CEOが議決権を持つ執行理事として加わる [9]。
  • 会員は定款第15.6条に基づき議題項目と決議を提案でき、本総会では395名(議決権を有する会員の2%以上)の支持が必要で、期限は2026年10月14日 [3][1]。

RIPE NCCの会員向け総会ページは、2026年10月総会をオンラインと対面の併用形式で28日〜30日に開催すると定めている。正式な会員限定セッションは10月28日16:00(UTC+2)に始まる [1]。会場はソフィアのGrand Hotel Millenniumであり、RIPE 93と併催される [7]。登録はLIRポータル経由で行い、締切は10月28日14:00(UTC+2)、RIPE NCC Accessアカウントには二要素認証が義務付けられる [6]。

投票は第三者提供のオンライン投票プラットフォームAssembly Votingを通じて行われ、10月28日に総会中に開始され(開始時刻は約18:00 UTC+2と公表)、10月30日09:00(UTC+2)に締め切られる [5]。対面にもオンラインにも出席できない会員は代理人投票を申請でき、その期限は10月14日水曜日である [4]。RIPE NCCはメーリングリスト経由で草案の公表を会員に告知した [2]。

草案の実質的項目は四つある。第一に、RIPE NCCの2027年度活動計画と予算草案に関する議論 [2]。第二に、6議席を埋める仲裁人パネル(Arbiter Panel)選挙 [2]。第三に、RIPE NCCの2026年会計年度の余剰または赤字を2027年に処分するか否かの投票 [2]。第四に、理事会構造を変更する定款(Articles of Association)改正の投票 [2]。

定款改正の内容について、RIPE Labsの解説記事は次のように説明する。現行の執行理事会(Executive Board)がRIPE NCC理事会となり、会員選挙で選ばれる7名は非執行理事として継続し、CEOが執行理事として理事会に加わり議決権を得る。記事はこの変更を、既存の実務および他のRIRとの形式的一致と位置づけ、7議席の会員による選挙権には変更がないとしている [9]。改正案の正式な文書は2026年9月30日までに支持文書として公表され、総会で採決される予定である [9]。

会員側からの意思決定チャネルも並行して開かれている。定款第15.6条に基づき、会員は議題項目と付随する決議を提案でき、執行理事会は総会の少なくとも2週間前に、議決権を有する全会員の2%以上の支持がある場合にこれを受け入れることができる。本総会で必要な支持数は395名と公表されている [3]。提案の締切は最終議題が確定する10月14日である [1][2]。本稿の調査時点では、この閾値を満たす会員提案が公表されているかは確認できなかった。

これらの日付はすべて「草案であり変更の可能性がある」と明示されており、10月14日に最終議題が確定するまで暫定的なままである [1]。余剰処分投票および定款改正投票の結果は当然ながら未確定であり、公表されているのは両項目が草案に載っているという事実のみである。

参考資料

関連するディレクトリ項目: RIPE NCC総会(2026年10月)

本稿の確証限界: 出典はRIPE NCC自身の公表ページおよびRIPE Labsの解説であるが、本稿の調査セッションではページの全文精査ではなく検索要約ベースの取得であり、日付は10月14日の最終議題確定まで変更されうる。会員提案の有無、投票結果、支持文書の実際の公表状況は未確認である。