要約

  • ARINの11月4日付累積移転原本には、Town of GeorginaからThe Regional Municipality of YorkへのRESOURCE_TRANSFERが2行増えた。いずれも2026-11-03T21:50:57Z。両行のoriginal_setは同じ199.201.121.0–199.201.123.255、768アドレスだが、実際のtransfer_setは外側の.121/24と.123/24、合計512アドレスである。
  • ARIN RDAPの.121/24と.123/24は登録者RMY、Yorkの地域自治体を指す。中央の.122/24はCTG-110のままで、Georginaの町につながる。

まず数え方が読者を試す。二つの行を開くと、同じ768アドレスのoriginal_setが二度現れる。ここを足せば1,536アドレスという数字ができる。しかし移転を示す欄はtransfer_setだ。そこには.121の256アドレスと.123の256アドレスしかない。.122の256アドレスは間に残り、現在もGeorginaの登録者ハンドルを持つ。親の範囲を二度数えると、実際の移動量を三倍に膨らませる。

二行の転出元、転入先、時刻は同じだ。両機関の国コードはカナダで、登録局は両側ともARIN。片方は199.201.121.0–199.201.121.255、もう片方は199.201.123.0–199.201.123.255を指定する。ARINの移転ログ仕様によれば、公開JSONは累積スナップショットで、元の集合と移転した集合を分けて記録する。二行あることは二つのアドレス集合を示す。契約の本数はこの欄からは分からない。

現在の登録者は三つの照会で確かめられる。最初の/24は正確に.121.255で終わるRMYオブジェクト。次の/24は.122.255で終わるCTG-110。最後の/24は再びRMYだ。組織オブジェクトを開くとRMYはYork、CTG-110はGeorgina。最初のアドレス一つを代表として採用する名簿なら、中央の町を見落とす。

時刻も一つの作業を指している。Yorkの二つの/24は11月3日16:50:56-05:00、つまり21:50:56 UTCに登録された。Georginaの中央オブジェクトの最終変更も同じ秒で、York側の.123の最終変更は次の秒。移転ログの時刻は21:50:57 UTCだ。これは登録処理の接近した時刻を示す。自治体間の合意日やルーティングの変更日を知るには、別の一次記録が要る。

大きい地域自治体が両端、町が中央。行政の上下関係を住所の連続性に重ねれば誤る。現在のARINレコードは三つの個別区間に名義を割り振っている。Yorkに768をまとめればGeorginaの256が消え、Georginaに768を残せばYorkの512が消える。正確な登録の単位はこの場合、一つずつの/24である。

11月3日付の累積原本と比べると、今回の2行が追加分だと確認できる。ARINの移転手続き案内は登録手続きを説明するが、移ったアドレスの特定には公開ログと現在のRDAPを使う。