Summary

  • ARINは、RDAPとの機能差を解消したうえでWhois-RWS APIを2027年7月に終了する予定だ。
  • 問題として挙がったのは、CIDRで指定した大きなブロックの内部にある、より細かな登録と再割当を探す機能である。

アドレスの大きな区画を調べて、その中の小さな区画が見えなければ、台帳を一冊借りて目次を渡されなかったようなものだ。ARINのWhois-RWS API文書には、CIDRの後に/moreを付けて、より小さなネットワーク登録を列挙する方法がある。/lessなら広い側へたどれる。現行のプログラムには、これが具体的な検索機能として提供されている。

ARIN 58の資料で、ARINは移行のつまずきどころを一つ明示した。詳しい意見提出は、RDAPがまず現行APIと同じ機能を持つべきだと求め、特にブロック内の細かな登録を挙げた。資料は、RDAPではまだその結果をすっきり取り出せず、旧APIを止める前に階層をたどる手段を完成させるべきだと記す。

それでも会議の報告は、APIの終了予定を2027年7月とした。残る機能差と文書の整備を先に片づける予定である。Web画面には別の工程表がある。Advanced RDAP Searchの試験版を現行サイトと少なくとも6カ月並走させ、Webの終了日は後で決める。協議結果は利用者への説明や研修も約束した。

新しいWeb画面が使いやすくても、既存のプログラムが求める子区画の一覧は戻らない。ARINが示すべきなのは、旧/moreと同じ登録をRDAPで得る手順と、その実例だ。鍵を交換するなら、開く引き出しの数まで確かめたい。