要約

  • APNIC の 1.0.0.0 応答では ORG-ARAD1-AP が registrant とされ、管理、技術、abuse は別のエンティティに割り当てられている。
  • RFC 9083 が定義するのは登録との関係であり、実質的所有者、企業グループ、BGP 起点、トランジット、運用支配ではない。

登録の中にある役割

APNIC の RDAP 応答は 1.0.0.0–1.0.0.255 を記述する。ORG-ARAD1-AP は APNIC Research and Development と表示され、registrant の役割を持つ。RFC 9083は、これを「その登録の registrant」と定義し、一部のレジストリでは maintainer と呼ぶと説明する。

意味を決めるのは登録オブジェクトという文脈である。APNIC は Whois データベースを、番号資源を保有する組織と責任者を確認する公式記録として説明する。一方、登録サービスの説明では、アドレスは共有公共資源であり、APNIC が販売するものではなく、ポリシーに基づく利用権を登録するとしている。

したがって registrant を財産権の所有者、企業の実質的支配者、系列全体の同一性へ読み替えることはできない。必要なのは会社登記、契約、取引資料など、その主張に対応した証拠である。

経路面も別である。この役割から現在の BGP 起点、トランジット、経路受容、到達性、トラフィック位置は分からない。時刻を合わせた BGP 観測と計測が必要だ。確実に言えるのは、APNIC がこの登録で当該エンティティを registrant と記録していることまでである。

情報源