要約

  • AFPUB-2026-IPv4-003-DRAFT01は、四つのIPv4プール、回収ブロックの追跡、申請上限、枯渇後の待機列を提案する。
  • AFRINICは現在これを「Under Discussion」としている。一方、PDWG共同議長の記録済み回答は、6月の提出が次回会合の新規提案締切に間に合わなかったと説明した。
  • 必要なのは、アドレス移動の台帳と、規則の手続状態・権限の台帳を接続することだ。

数字が具体的でも施行済みとは限らない

草案は運用規程のように具体的だ。Pre-Softlanding Poolでは通常、/24から/18までを申請でき、成長指標と検証可能な展開計画があれば/16まで拡張できる。過去の割り当てについて80%の効率的利用を示し、十二か月分を正当化することも求める。二つの主要プールがゼロになった後の待機列では、通常/23から/24を配分し、三十日応答しない申請を失効させ、自発的移転を二十四か月制限する。

しかし、これは提案中の数値である。公式一覧は2026年6月8日提出の版1.0を審議中としており、合意、批准、実施済みとはしていない。具体的な閾値は権限を得る前でも投資や申請行動を変え得るため、この区別は早期から必要だ。

四つのプールは来歴管理を難しくする

案はSoft-Landing Pool、特定政策用の予約プール、Pre-Softlanding Pool、回収資源を一時保管するRecovered Poolを分ける。回収ブロックはまず保管プールに入り、職員が元の区分を追跡する。合理的な確度で特定できなければPre-Softlanding Poolへ入り、部分ブロックは追跡可能な由来に応じて比例配分される。分類は記録し公表する。

由来は、資格、規模、繰り延べ、移転制限を左右する。誤分類は、誰が希少資源を得るか、どれだけ得るかを変える。台帳にはブロック、以前の状態、由来の証拠、適用規則、担当者、時刻、移動先、後の配分が必要だ。プール合計だけでは争われた判断を再現できない。

提案者は、稼働中のSoft-Landing Poolが約二年、予約済み/12がさらに約三年、回収済みが三百万アドレス超で、連続申請により年内に八つの/22を超えて取得した例があると述べる。凍結資料は基礎データを独立検証していないため、これらは提案者の主張として扱う。

政策手続にも別の待機列がある

6月18日、PDWG共同議長は8日の提出を確認したうえで、次回会合の新規提案締切が5月26日23時59分UTCだったと説明した。回収IPv4空間を扱う既存案も指摘し、この草案は当該会合の新規提案として受理できないとした。

内容上の否決ではない。共同議長は、既存案の改善または代替としてメーリングリストで共有するよう勧めた。現在の審議中という表示と、特定会合への参加資格がないことは別の状態であり、どちらも合意、撤回、批准を単独では証明しない。

資源状態と規則状態を結ぶ

最適な統制は二重台帳だ。資源側は各ブロックの流入、再分類、流出を記録する。権限側は案の版、審議状態、会合資格、合意、理事会の行動、発効日を保存する。各移動はその時点で有効だった規則を参照すべきだ。

これにより、希少資源の実務が政策上の権限を先取りすることを防げる。重複する案も、来歴、補充、利用率、上限、優先順位、移転、透明性という実際の統制点で比較できる。

出典