• シンガポールは、新規データセンター容量200MW を暫定配分し、4事業者がそれぞれ50MW を獲得した
  • ジュロン島のプロジェクトには、グリーンエネルギー、液冷、高効率 IT 機器の導入が条件として伴う

事実

シンガポールは、Digital Realty、Equinix、Keppel Data Centres、ST Telemedia Global Data Centres に対し、新規データセンター容量200MW を暫定配分した。各事業者は、同国第2回目のデータセンター応募募集(Data Centre Call for Application)で50MW を獲得した。この募集には20件以上の提案が寄せられた。

プロジェクトはジュロン島に計画されており、JTC が低炭素データセンターパークを開発している。4事業者は、適格なグリーンエネルギー選択肢から容量の半分以上を調達することにコミットしており、液冷、高効率 IT 機器の採用、シンガポールのデータセンター向け Green Mark Platinum 基準への適合が期待されている。配分は依然として暫定的であり、EDB と IMDA は建設時期やサービス開始時期を発表していない。両機関は、18〜24か月後に追加の配分ラウンドの必要性を検討すると述べており、これはこれら4つのプロジェクトの実施とは別の決定となる。

評価

50MW の配分により、各事業者は開発すべき明確な容量を得たが、シンガポールはそれらのプロジェクトが稼働するまでに解決すべき条件を付している。そのため、エネルギー調達、冷却、設備効率は、施設が建設された後に残された決定ではなく、開発プロセスの中で扱われることになる。

4事業者にとって、これは施設設計がまだ詰められている間に、条件を満たすエネルギー供給を確保することを意味する。電力、冷却、IT 機器は、応募時に交わしたコミットメントに適合しなければならず、建設と試運転によって配分が利用可能な容量に転換されるまで、これらの要素が一体となって進むかどうかに進捗がかかっている。

BTW の読者にとって、200MW という見出しはあくまで出発点にすぎない。より有用な尺度は、各50MW の配分がエネルギー契約、設計、建設を経て、運用可能な IT 容量にどれだけ早く到達するかである。

注目点

4つのプロジェクトそれぞれについて、エネルギー供給契約、詳細な施設計画、主要機器の発注、建設開始に注目すべきだ。これらの節目は、どの暫定配分が利用可能な容量に向かって進んでいるかを示す。一方、シンガポールによる18〜24か月後の見直しは、政府が次のデータセンター容量のラウンドを解放する用意があるかどうかを示すだろう。