要約
- RIPE Atlasは9月8日の告知で、翌週の初めから旧版ソフトウェアプローブのホストに定期的な更新通知を始める予定を示した。
- より新しい版の使用を将来求める意向もあるが、その開始日や最低版は示されていない。すでに排除を始めたという話ではない。
更新を促す通知が届いたとき、管理者が最初に確かめるべきなのは、自分のソフトウェアがどこから来たかだ。最新版の存在は、現在使っている配布経路に対応パッケージがあることまで保証しない。
RIPE Atlasの告知は、最新版ではないソフトウェアプローブのホストに定期的に連絡する計画を述べている。より新しい版の使用を求める措置は、その後の見通しとして扱われている。今回の文書から実施済みの通知数、更新件数、将来の締切を読み取ることはできない。
ソフトウェアプローブは誰の管理下にあるか
公式ガイドが説明するのは、ホスト自身が維持する設備上で動くソフトウェアである。専用機器を一括更新する話ではない。導入経路にもRIPE NCC、コミュニティー、ベンダーという支援主体の違いがある。
改訂を固定した上流のREADMEによれば、5080以降はパッケージ自身による自動更新を行わず、ホスト側でOSの自動更新を設定できる。5090以降の公式パッケージと、それ以前のインストールでは更新の手順も異なる。古いものの移行には鍵と設定を保護する注意事項がある。
したがって、通知先が正しいだけでは十分ではない。その受信者に適した保守経路へ案内できて初めて、通知は実行可能な作業になる。旧版であるという観測だけから、管理者の怠慢や拒否を決めつけることはできない。
ベンダー経由の自動更新という経路
Turrisでは、Atlas導入ガイドがreForisのパッケージ選択を出発点としている。また、システム更新の説明には自動処理に加え、遅延や承認の設定がある。この経路で保守している機器と、RIPE NCCのバイナリーを直接使う環境を同一視することはできない。
ただし、文書が示すのは経路の違いまでだ。特定のTurris機器で現在どのAtlasパッケージが利用できるか、所有者がどの設定を選んだかは確認していない。ベンダーが更新を遅らせているという結論にはならない。
通知は忘れられた保守を再開するきっかけになり得る。成果を判断するには、その後に利用可能なパッケージ、導入の承認、実際の版変更を区別して追う必要がある。将来の版要件が具体化したなら、それは別の判断材料として読むべきだ。
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