要約

  • Newsgroups は現在の記事の掲載先、Followup-To はまだ作られていないフォローアップの希望先を表す。元記事の掲載場所は変わらない。
  • 小文字の poster は既定の媒体を変え、ニュースグループ投稿ではなく Reply-To、なければ From 宛てのメールを準備させる。
  • RFC 5537 は新しい投稿者による上書きを認める。系譜は References、配布範囲は Distribution が別に担う。

二つの閲覧場所から第三の議論場所へ

技術告知が二つのグループにクロスポストされ、Followup-To は議論用の第三グループを指定する。両方の読者は同じ先行記事を読み続けるが、返信操作は第三の場所へ新しい記事を用意する。

先行記事は回収されず、閲覧権も変わらない。変わるのは未来の投稿先だけだ。広く知らせながら、その後の会話を一か所へ集められる。

初期仕様から二つの場所は別だった

RFC 850 は Followup-To をグループ一覧として定義した。あれば返信はその一覧へ、なければ通常は元の Newsgroups へ戻る。net.general から net.followup へ送る古い例外も、告知場所と議論場所が一致しない場合を示している。

RFC 1036 はこの仕組みを保ち、poster を追加した。その場合はグループへ投稿せず、投稿者へメールする。操作対象は次のメッセージであり、読んでいる記事ではない。

Poster は媒体を変え、公開状態は変えない

RFC 5536 は投稿者が希望する返信先を定義し、Newsgroups と同じなら通常は欄を省くよう求める。普通の戻り先は欠如だけで表せるからだ。

小文字 poster は Reply-To、それがなければ From へのメールを求める。RFC 5322 は別に、Reply-To を著者が提案する返信アドレス、欠如時の From を通常の宛先と定め、返信者の選択も残す。

元記事は公開されたままである。欄はメールボックス所有を認証せず、配送を保証せず、公開記事を秘密にしない。

新しい投稿者が最後に決めた

RFC 5537 では、poster があれば投稿エージェントは既定で投稿せずメールを準備するが、利用者は上書きできる。グループ一覧なら新記事の Newsgroups は通常 Followup-To を継ぎ、欄がなければ元の Newsgroups を継ぐ。

いずれも送信前に変更できる。最初の投稿者は会話に適した場所を提案できても、すべての子孫記事を永続的には支配しない。

宛先、系譜、範囲は別々に残った

フォローアップは References で先行記事を指す。グループを変えても出自は失われない。Distribution は別規則で継承され、新しいグループ名だけで配布範囲は変わらない。

RFC 5537 は無関係なグループへの誘導が妨害になり得るとも警告する。構文上正しい宛先が、話題上も正当とは限らない。クライアントは送信前に遷移を見せるべきだ。

IANA Message Headers Registry は Followup-To を RFC 5536 参照の標準 Netnews 欄として登録する。名前は安定しても、現在の対応状況や配送結果は保証されない。

Usenet は会話の引き継ぎを可視化しつつ、強制命令にはしなかった。記事は読まれた場所に残り、返信はより適切な場所から始められた。その責任は新しく書く人にあった。