要約

  • 提案、議論、採択、実装を別々に記録する必要がある。
  • 公開された手続は段階を示すが、個別提案の状態を証明するものではない。

決定はまだ運用指示ではない

会議結果やメーリングリストの告知を見つけても、読者はどのポリシー本文が現在適用されるのか、実装開始や発効を示す証拠があるのかを確認する必要がある。公開された決定を直ちに運用指示とみなすと、公式手続が区別する段階が混同される。

APNIC は提案の議論、コンセンサス、コメント、承認を記録している。ARIN は公開記録、ポリシーのライフサイクル、採択済みポリシーを職員が実装する役割を記録している。RIPE と Address Supporting Organization も政策開発の公式な入口を公開している。これらは追跡の連鎖を支えるが、特定提案の実装日を単独で確定するものではない。

連鎖を明示する

採択・実装台帳には、提案の識別子と本文、関連する公開討議、コンセンサスまたは採択の記録、権威あるポリシー本文、範囲を限定した実装状況を結び付けられる。各項目には出典、担当、観測日を付ける。これはガバナンスの補助であり、RIR の公式公表の代替ではない。

事実、推論、未知

事実は公開された手続と記録である。段階を明示的に結ぶと曖昧さが減るというのは推論である。個別提案の実装状況、発効日、下流の変更は直接の証拠なしには未知のままである。

出典