Summary

  • 欧州はITU決議203を先進的なブロードバンド網とIMT-2030に向けて改め、事務総長と三局長に調整を担わせる案を出した。
  • 無線通信局、電気通信標準化局、電気通信開発局に異なる役割を与え、国の周波数政策と整備判断は各国に委ねる。

次の世代番号はポスターなら大きく印刷できる。遠隔地まで通信を届けるには、電波の設計、網の残りの部分の標準、各国の整備計画をつなぐ必要がある。欧州のITU決議203改定案は、三つの仕事の担当を明確にする。第75号文書の補遺40として提出され、IMT-2030を先進的ブロードバンドの任務に組み込む。

2022年に採択された決議203は、固定・移動、地上・衛星の接続を既に対象としていた。利用可能な料金や未整備地域にも触れ、開発局には既存予算の制約を踏まえて他の二局と能力強化を進めるよう求めている。今回の案は「先進的ブロードバンド網」という表題の下、事務総長と三局長に産業界、研究機関、標準化団体との調整を求める。無線通信局はIMT-2030の無線作業を支え、標準化局は無線以外の分野で他団体との重複を減らす。開発局は各国の網整備戦略を支援する。

ITUはIMT-2030を6Gと説明する。無線の基本枠組みは既に公表されており、欧州案は関連する作業全体にその枠組みを考慮させる。加盟国には、地上網と衛星網を通じた遠隔地への接続、手頃な料金、世界的に整合するIMT-2030の進め方を促す。周波数へのアクセスや国内での投資判断は、それぞれの国と事業者の仕事だ。

11月の全権委員会議で文案が審議される。採択された場合、無線の仕様、非無線の標準、国への支援が同じ方向を向くかが次の焦点になる。三局がそれぞれ立派な報告書を出しても、接続先のないケーブルでは読者は通信できない。

Sources