要約

  • AS835はARIN登録の自律システム「GOCODEIT-EDGE」で、登録者は法人GoCodeIT Inc(OrgId GOCOD)であり、レジストリ上の責任保有者は法人である 3。
  • RIPE側では役割オブジェクト「GoCodeIT Support」(GS24260-RIPE、作成2024-01-30)が連絡先として機能し、法人組織オブジェクトORG-GI100-RIPEとは明確に区別される 1 5。
  • ARIN側の虐待・技術・NOC・ルーティング連絡先は単一の「Support」ペルソナ(SUPPO2273-ARIN)に収束し、機能分離が存在しない 4。
  • 自社サイトの48時間以内対応の主張は自己申告であり、独立検証は存在しない 8。

ラベルと法人格の区分

RIPEデータベースの文書構造では、roleオブジェクトは機関の連絡先役割を表し、個人や法人格とは別のハンドルとして扱われる 12 13。92.42.200.0/24の記録では、inetnumはORG-GI100-RIPE(GoCodeIT Inc、LIR、カナダ・ソーンヒル)に属し、admin-c/tech-cにGS24260-RIPE、abuse-cにAR74009-RIPE(同一の共有メールボックス)が付され、ルートオブジェクトのオリジンはAS835、メンテナはGOCODEIT-MNTである 1。

連絡経路の収束

ARIN側ではOrgAbuseHandle、OrgTechHandle、OrgNOCHandle、OrgRoutingHandleがすべてSUPPO2273-ARIN(名前「Support」、同メールボックス、同じ電話番号)に収束する 4 2。つまり虐待対応・技術・NOC・ルーティングの各機能がレジストリ上で区別されていない。RIPE側のAS833(as-name GoCodeIT_Inc、ORG-GI100-RIPE、カナダ登記番号1211350-3、作成2026-05-26)も同一のGS24260-RIPEをadmin-c/tech-cに持つ 5。

下位リソースへの維持権限

AS219329(Flash Edge Information Technology LLC、ドバイ)はORG-GI100-RIPEのスポンサーを受け、GOCODEIT-MNTが維持権限を持ち、ルーティングはAS835を経由する。一方、その独自のabuse-cは別の役割ACRO64908-RIPEである 6。また、/46のIPv6割り当てはALLOCATED-BY-LIR、abuse-mailboxは同一ドメイン、メンテナにGOCODEIT-AUTO-MNTが含まれ、「Xenyth Cloud Customer Allocation」の備考が付く 7。これはLIRレベルでの割り当てとプログラム的な維持統制の証拠である。

検知の文脈と限界

PeeringDBはAS835を法人GoCodeIT Inc(別名Xenyth Cloud)のもとに独立して掲載する 10。GoCodeITの自社AS835ページも当該ASを法人GoCodeIT Incと結び付けている 9。CleanTalkはAS835のブラックリスト項目を維持し 14、Spamhausはブループルーフホスティングという評判カテゴリの判定文脈を文書化するが 15、これはAS835自体の行動を示すものではない。IPTraceのRPKI有効率約90.9%やプレフィックス数は時点データである 2。RIPEstatのプレフィックス表示でも告知状況を確認できる 11。