要約

  • RGMP はルーターポートへの無差別転送を、周期的に更新されるグループ要求へ置き換えた。ただし一ポートに直結する有効なルーターは一台でなければならない。
  • 二台が共有すると、一台の Leave が他方の必要な通信まで止める。RFC はこの見える低トラフィック障害を、原因を隠す洪水転送より選んだ。

IGMP スヌーピングはホストの参加を知れても、ルーターが転送のために必要とする全グループを知れない。そのためスイッチはルーターポートへマルチキャストを広く流し、帯域と廃棄処理を消費した。

RGMP ではルーターだけが制御メッセージを送る。Hello はポートを有効化し五倍の間隔のタイマーを始める。Join はグループ需要を作り周期更新される。Leave は需要を外し、Bye または期限切れは以前の転送へ戻す。状態の単位はルーターではなくポートだった。

したがって物理条件が重要になる。一つの有効ポートには一台の RGMP ルーターを直結する。二台がグループ G を必要としていても、一台の Leave がポート全体の G を止め得る。複数の送信元を検知して警告しても、二つの意思を分離する状態にはならない。

RFC 3488 はこのブラックホールを、利用者が気づきやすく、障害時の流量が増えないものとして説明した。RGMP を無効にしてフラッディングへ戻せば到達性は見かけ上回復する。しかし抑制効果は消え、誤配線は隠れる。後日ポートやルーターが混雑した時には、原因と結果が遠く離れている。

ここで重要なのは、障害の見え方が診断可能性を左右する点である。欠落は直ちに利用者と運用者を同じポートへ導くが、洪水転送は制御状態の誤りを成功に見せかける。容量が尽きるまで警報が出なければ、最初の構成変更、後の混雑、実際の受信不能を一つの因果列として再構成しにくい。少ない流量で失敗する設計は快適ではないが、誤りの場所と時刻を保存する。

Join も配信証明ではない。常時転送されるグループがあり、異なる IPv4 グループが同じ宛先 MAC に写ると選択的停止ができない。別の二層フィルターが転送を必要とすれば、RGMP Leave 後も残る。制御受信、論理状態、ハードウェア表、実パケットは別の層である。

RGMP だけではスイッチ間リンクを制限せず、非対応ルーターは全グループを受ける。PIM Dense Mode と DVMRP、Bidir-PIM の DF、PIM-SM の直結送信元には制約があった。機能の有無よりルーターの役割を確認しなければならない。

安全性も専用ポートを前提とする。偽 Hello や Leave は通信を落とし、偽 Bye や Join は不要な流量を戻して、抑制を見込んだ容量を飽和させる。攻撃は流量を少な過ぎにも多過ぎにもできた。

監査は配線、ポート、全システム、Hello/Bye 送信元、タイマー、グループ、Join/Leave から始める。次に MAC 対応、並行フィルター、ハードウェア表、カウンター、廃棄、利用率、下流受信を結ぶ。そこで初めて正常抑制、偶発ブラックホール、隠れたフラッディングを区別できる。

Heng Lu の現実層の考え方で見れば、短期到達性は健全性ではない。RFC 3488 は原因を消す連続性より、場所を特定できる障害を選んだ。

出典