要約

  • RFC 9993はMPEG-I hapticsのMIHS unitをRTPで送る形式を定め、受信端末の物理出力を遠隔から許可するものではない。
  • keyframe、channel gain、Layer、依存性は媒体や復号の情報であり、人体への適合、安全限界、同意、緊急停止を表さない。
  • 受信側は完全性、復号、ローカルpolicy、clamp、アクチュエータ出力、センサー公開、観測結果を別々に扱う必要がある。

RFC 9993 が扱うのはMIHS unitのpacketisation、aggregation、fragmentationとSDP利用である。effectは波形またはkeyframeで構成され、keyframeは時間または空間の位置を振幅や周波数などのパラメータへ結び付ける。これは表現の構造である。どの数値が安全か、どの身体部位に出すか、いつ中止するかは定めない。

送信者はL fieldで経験への影響が大きいと考えるunitを優先できるが、個々のLayerの意味はapplicationに委ねられる。従って「高優先」は遠隔側の意見であり、局所の停止、低電力、温度制限、使用者の設定、損傷検知を追い越せない。受信機はより低い出力にclampし、遅延し、拒否し、停止できなければならない。

独立unitは前のunitなしに復号可能で時間情報を含む。だが独立して復号できることは、独立して安全・有効・同期済みという意味ではない。RFC 9993はaudio/videoとの同期を規定しない。SDPでversion、profile、levelが合意されても、それは符号化の理解についての合意であり、ユーザーの身体や環境の契約ではない。

fragmentは連続するsequence numberで送られ、headerを変えず、nestedにできない。欠損fragmentは通常再送されない。途中のunitを受けたrendererがどうするかは、媒体規格から自動的に出ない。止める、待つ、局所の安全な代替を使う、既存出力を減衰するという決定には別のownerが必要である。

RFC 9993のsecurity considerationsは、センサーの情報漏えい、改ざんによるアクチュエータ損傷、force、position、temperature、vibration、electrotactile、amplitude、frequency、gainの誤用による利用者への害を指摘する。SRTP が発信元と完全性を守っても、許容出力のpolicyを置き換えない。

Heng Luのrunning-codeという観点では、packetの後を追う必要がある。どのSDPが受理され、どのfragmentが揃い、どのdecoder stateができ、どのlimitが読み込まれ、どのkeyframeが変更され、何が実際に出力されたか。送信された数字は、実行された物理効果の証拠ではない。