• ITU-T は SK Telecom のロボットデータ提案を新たな標準化作業項目として承認

• この作業は、ロボットモデル、データ、デバイス、および支援インフラを連携させる5層アーキテクチャを定義する



事実

国際電気通信連合の標準化部門は、ロボット訓練用のデータを生成・交換するシステムに関する SK Telecom の提案を承認した。提案「ロボットデータファクトリのシグナリング要件とアーキテクチャ」は、7月14日から22日までジュネーブで開催された ITU-T 研究会グループ11会合で新たな作業項目となった。

提案はロボットデータファクトリを5つの層(サービス、ロボットモデルとデータ、インフラ、デバイス、管理)に分割する。SK Telecom は、この作業が各層の役割とそれらの間のインターフェースを定義すると述べている。目的は、現在異なるデータ形式とインターフェースを使用しているロボットと学習プラットフォーム間の互換性を向上させることである。ITU-T の決定は標準開発プロセスの開始であり、最終勧告が承認されたことを意味するものではない。

評価

ロボットメーカーとソフトウェアプラットフォームは、多くの場合、異なるデータ形式とインターフェースを使用している。そのため、サプライヤーはロボット、訓練システム、およびそれらを支援するインフラ間の個別の接続を構築する必要があるかもしれない。提案されたアーキテクチャは、各層に機能を割り当て、データが層間をどのように移動するかを定義するための共通構造を提供する。これにより、異なるサプライヤーのシステムを連携させる際に必要な統合作業を削減できる可能性がある。

この作業項目はまだサプライヤーが実装できる仕様ではない。ITU-T メンバーはまず技術要件に合意しなければならない。その後、ロボットメーカー、ソフトウェアサプライヤー、プラットフォーム運営者は、自社製品にインターフェースを追加し、異なる企業のシステムが意図したとおりにデータと機能を交換できるかテストする必要がある。BTW 読者にとって、完成した標準はロボットデータシステム間の個別統合の必要性を減らす可能性がある。その実用的価値は、サプライヤーの採用と、異なるロボットやプラットフォームを対象としたテストの成功にかかっている。

注目点

ITU-T が勧告草案を公開し、メーカーやプラットフォームプロバイダーが技術要件を提供するかどうかに注目すべきである。ベンダー間テストは、提案されたインターフェースが SK Telecom の自社プラットフォームを超えて機能するという最も明確な証拠を提供するだろう。