要約
- GitHubはActionsの成果物とログを標準で90日間保存する。リポジトリの保存期間を変えても、変更が及ぶのは新しい成果物とログで、既存分には作成時の期限が残る。
- プランに含まれる容量を超える成果物の保存量はGB時間で積み上がる。古い成果物を削除すれば今後の増加は止まるが、当期に記録済みの時間は残る。
設定画面を変えても、古い棚は片付かない
開発チームがビルド成果物の保存期間を短く設定し直す。画面には成功と出る。次の実行から生まれるファイルには新期限が付くが、すでに置かれた成果物の期限は変わらない。GitHubが明記するのは、保存期間の変更は新規の成果物とログにだけ適用されるという境界だ。
標準は90日。公開リポジトリでは1~90日、非公開では1~400日の範囲で設定でき、組織や企業の上限も受ける。古い成果物についてはAPIのexpires_atで予定削除日を確かめられる。不要になったものは期限前に削除できるが、元に戻せない。リリースの再現や障害調査に必要なファイルまで一括で捨てる判断は、保存期間の数字だけでは決められない。
請求側の時計は容量と時間を数える。GitHubはプランに含まれる枠を超えた成果物保存量をGB時間で積算する。削除すると現在の使用量が下がり、そのファイルの将来の積算は止まる。しかし当期に使った時間は帳簿に残る。GitHubの例では10 GBを10日間置き、11日目に全削除しても、2,400 GB時間がその月の使用量に残る。これは計算を示す公式例だ。
成果物の使用量表示には6~12時間の遅れがあるとGitHubは述べる。変更直後の画面一枚で結果を決めず、古い成果物の一覧、期限、現在の使用量、当期の積算を分けて追う。成果物はGitHub Packagesと保存枠を共有する一方、Actionsのキャッシュには別枠がある。
出典
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