要約

  • IETFの公開リエゾン記録は、e164.arpa の国番号委任を閉鎖する可能性についてITU-Tが行った加盟国協議のアクション日を2026年8月15日としている。
  • 通知には締切時刻も公表済みの決定もない。日付が過ぎたことは、ENUMが閉鎖されたことや委任が変更されたことの証明ではない。

e164.arpa は、インターネットのインフラ用ドメイン .arpa の一部である。IANAはその役割を、E.164電話番号をインターネットURIに対応付けることだと説明する。従って、この協議は古い番号制度だけでなく、インフラのガバナンスに関わる問題である。

IETF Datatrackerのリエゾン記録は、ITU-T Study Group 2からIABおよびIETF General Areaへの要請を記録している。添付のTSB Circular 123は、加盟国に閉鎖可能性への賛否を問う。検討材料として、ごく少ないトラフィック、機能していない委任、現時点で見込まれるサービスがないことを挙げている。

このブリーフィングが伝えるのは通知であり、結論ではない。文書には2026年8月15日とあるが、時刻も時間帯も示されていない。本稿の公開時点で日付は過ぎている。承認、否決、実施、サービス停止、DNS委任変更のいずれも発表していない。IANAの.arpaレジストリが、名前空間の役割についての公開説明である。