- Dominion は、7月31日付命令から90日以内に、大口負荷向け送電設備の線路延伸ポリシーの変更を提案する必要がある。
- 州委員会は、最終的な顧客負担額や、設備が後に他の利用者に供される場合の規則はまだ定めていない。
事実
バージニア州の State Corporation Commission は、Dominion Energy Virginia に対し、データセンターなどの大規模な新規負荷に供するために建設される送電設備の線路延伸ポリシーの変更を提案するよう命じた。Dominion は、州委員会の7月31日付最終命令から90日以内に修正案を提出する必要がある。命令は、新規負荷がなければ本来必要でない送電線、変電所、その他の設備に関する顧客負担について、同社が対応することを求めている。
州委員会は、最終的な負担額や費用配分の方式をまだ定めていない。Dominion の Rider T-1 申請は、約15億米ドルの送電コスト回収を求めるもので、一般家庭顧客の月額約2.90米ドルの値上げを当初見込んでいた。その後、見通しの変化に伴い、その推計を約0.94米ドルへ修正した。Dominion の次の申請では、顧客負担の仕組みと、設備が後に他の利用者に供される場合の費用の扱いを示す必要がある。
評価
この命令は、大規模データセンタープロジェクトが Dominion の系統に接続する際の送電コストの割り当て方を変える。新たな送電線や変電所が主に1件の大口顧客のために必要となる場合、Dominion の改定ポリシーでは、広範な送電料金で回収するのではなく、その顧客が費用のより多くを前払いすることを求められる可能性がある。
より難しいのは、その設備が後に他の利用者にも供される場合にどうなるかである。変電所や送電線は、当初は1つのキャンパスのために建設されても、後に別の顧客を支えたり、より広いネットワークの一部になったりする可能性がある。したがって Dominion は、他の利用者が同じ設備の便益を受け始めた場合に当初の顧客負担を調整する規則を必要とする。BTW の読者にとって、この申請は、新規データセンタープロジェクトが接続前に負担する可能性のある送電コストの規模と、設備が後に共有された場合にそのコストがどのように再配分され得るかを示すものとなる。
注目点
Dominion の申請では、対象となる大口負荷の定義、ポリシーの適用対象設備、顧客負担の算出方法、設備が後に他の利用者に供される場合の払い戻しや再配分の規則に注目する。共有される変電所や送電線の扱いは、新ポリシーが個別プロジェクトにコストをどの程度狭く割り当てるかを示す。

