要約

  • Openreach の FTTP 到達拠点は四半期に51万4000増え、2340万となった。
  • FTTP 純増は57万4000、接続済み拠点は940万、利用率は40%に達した。
  • Openreach の総ブロードバンド回線は19万2000減少し、年度では約80万減るとの見通しを維持した。
  • Openreach のブロードバンド ARPU は7%増の17.7ポンド、Consumer のブロードバンド ARPU は2%減の40.9ポンドだった。
  • 継続事業売上高は43億ポンドで横ばい、調整後 EBITDA は1%減の20億ポンドだった。

FTTP の建設量は明確に増えている。Openreach は四半期に51万4000拠点を新たに通過し、合計2340万に到達した。12月の2500万目標まで残るのは約160万拠点である。

ただし、商用の距離は別だ。実際に接続済みの拠点は940万で、到達拠点に対する利用率は40%。四半期の純増57万4000は強いが、ネットワークを利用できる場所の全てが収益化されたわけではない。

さらに、Openreach の全ブロードバンド回線は19万2000減った。年度約80万回線減の見通しも変わらない。銅から FTTP への移行は接続数を増やす一方、他社設備への移転や回線解約は全体基盤を減らす。

回線当たり価値は階層によって逆方向

Openreach のブロードバンド ARPU は17.7ポンドで7%増えた。FTTP 利用率、高速プラン構成、値上げが寄与した。これは卸アクセス側の指標である。

BT Consumer のブロードバンド ARPU は40.9ポンドで2%低下した。主因は音声収入の減少で、モバイル後払い ARPU は2%増の19.7ポンドだった。卸と小売の ARPU は範囲が違うため、金額を直接比較してはならない。

BT の小売 FTTP 基盤は480万接続で、Consumer が450万、Business が30万。Openreach の940万接続との差は、競合小売事業者も同じ卸網を使うためである。

収益の横ばいを効率化が支える

継続事業売上高は43億ポンドで前年並み、英国調整後サービス売上高は1%減の38億ポンドだった。調整後 EBITDA は20億ポンドで1%減。ブロードバンドと音声のマージン低下をコスト改革が一部相殺した。

International を除く総労働リソースは8%減の9万4000、ネットワーク電力使用は8%減、Openreach の修理件数は21%減った。新しい光網の効率効果はあるが、人員と委託を含む資源縮小後も施工・保守品質を保つ必要がある。

Verizon との合弁計画に伴い International は非継続事業となり、前年比較も継続事業ベースへ組み替えられた。旧範囲との単純比較ではない。

BT は年度見通しを維持し、5G+人口カバレッジを73%から77%へ拡大した。次に重要なのは、2500万拠点達成だけではなく、FTTP 利用率、総回線減、ARPU とキャッシュフローの組み合わせだ。より広いネットワークが十分な接続を維持できて初めて、建設目標が投資成果になる。

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