要約

  • 10月26日のRIPE 93で、Michel Lannersらは光モジュールの受け入れ検証に、ポート電力、通風、OSの対応、光回線の設定、運用時の計測をまとめて入れるよう示した。
  • 発表資料には、予備電源への切替、許容されるファン故障、通信を流した状態での熱試験が並ぶ。Juniperは未認定の高消費電力な他社製モジュールによる損害を利用者の責任と記している。

差し込めた瞬間に終わる仕事なら、光回線の調達はずっと楽だっただろう。RIPE 93のDigital Coherent Optics Tutorialで、LU-CIXのMichel Lannersと共同発表者は、ルーター間のサービスを支える条件を順に並べた。原本のスライドの冒頭には、ホストと光モジュールの適合、成立する光路、動作の確認、役に立つテレメトリーがある。速度の印字はその一部でしかない。

48枚目のスライドはホスト側から始まる。ポートの電力区分と風の流れ、ケージと放熱、ネットワークOSとCMISの版、電気レーンとブレークアウト。回線側では双方のアプリケーションモード、周波数、送信電力、光学的な余裕を合わせる。ホスト側で終わる誤り訂正と光回線側の誤り訂正も別に確認する。故障票に「400G」とだけ書いても、調べるべき場所は見つからない。

調達担当者が読むべきなのは58枚目だ。合格する組み合わせには、モジュールとファームウェア、OS、実際に埋めるポート、電源とファンの種類を明記する。起動時の電流、共用する給電経路、全体負荷、電源一台が抜けたときの運転を測る。吸気温度の上限、設置高度、隣のモジュール、許容したファン故障も熱試験に含める。通信を流し続け、ファン制御と誤り訂正の値を追って初めて、夜間の運用チームに渡せる記録になる。

サポート契約にも温度がある。Juniperの400G光製品FAQは互換性確認ツールを案内し、自社供給品にJTACの完全な支援を適用する。他社製で認定されていない高出力のZR/ZR+については、装置の熱損傷や寿命短縮の可能性を挙げ、その使用に起因する損害の責任を利用者に置く。この条件を知っている人が採用を決めるべきだ。

OIFのOpenZR+相互接続試験の原報告は、定めた光学条件で十個のモジュールを組み合わせ、受信の雑音耐性と送信品質を測った。自社ラックの電源、密度、ソフトウェア、故障時の熱は別途現場で測る。モジュールを買う前に、その測定欄を発注書の横に用意しておきたい。

一次資料