• Wire 3がサウスカロライナ州で初めて進出する市場となるアンダーソンで、全額資金確保済みの3,600万ドル規模プロジェクトにより、約3万5,000世帯・事業所への接続を目指す
  • Wire 3は、より広い対象地域で建設を続けながら、早ければ2026年秋にもアンダーソンで最初の顧客接続を開始する見通し

事実

Wire 3は8月4日、サウスカロライナ州で初めて進出する市場となるアンダーソンで、3,600万ドル規模の光ファイバー網の建設を開始したと発表した。フロリダ州を拠点とする同ブロードバンド事業者によると、このプロジェクトは全額の資金を確保しており、約3万5,000世帯・事業所への接続を目指す。初期のサービス提供地域では、すでに作業員が工事を進めている。

Wire 3は、市場内のほかの地域で建設を続けながら、早ければ2026年秋にもアンダーソンで最初の顧客接続を開始する見通しだ。アンダーソンは、同社が5月に発表したサウスカロライナ州での広範な事業拡大の一部である。この計画では、アンダーソン、グリーンビル、ピケンズ、オレンジバーグの各郡にまたがる地域へ1億4,700万ドルを投資するとしていた。

評価

Wire 3は、アンダーソンのネットワーク全体が完成する前に顧客接続を始める計画だ。実際には、ネットワークは段階的に開通する。作業員が一つの地区で工事を完了し、光ファイバーを試験した後、その地区の住宅への接続を始める一方で、ほかの地域では建設を続ける。

つまり Wire 3は、建設と顧客向けサービスの開始を同時に管理する必要がある。作業員が次の建設区画へ移る間にも、完成した区画では顧客宅への設置に対応できる状態を整えなければならない。同社はこれまでに回線が到達した施設数、最初に開通する地区、計画対象である3万5,000か所すべての準備が整う時期を明らかにしていない。

BTW の読者にとって有用な判断材料は、完成したネットワーク区画が速やかに顧客へ提供されるかどうかだ。今秋に最初の接続が実現すれば、Wire 3が光ファイバーの敷設段階を越え、自ら建設しているネットワークの運用を開始したことを示す。

今後の注目点

Wire 3が今秋、アンダーソンで最初の顧客接続を確認し、回線が到達した施設数やサービス提供可能になった施設数を公表するかに注目したい。その後に示される利用中の顧客数と建設の進捗状況からは、3,600万ドル規模の建設計画で完成した区画が、土木工事から実際のブロードバンドサービスへどの程度の速さで移行しているかが分かる。