- 米国下院は、金融リスクをもたらす可能性があるとする SEC の警告にもかかわらず、暗号通貨法案を可決した。
- 支持者たちは、この法案が暗号通貨業界に明確さと支援をもたらすと考えているが、規制上の懸念が法案の承認を危うくする可能性がある。
「21st Century Financial Innovation and Technology Act(21 世紀金融革新・技術法)」は超党派の支持を得ているが、SEC 委員長のGary Gensler氏は、同法が新たな規制の抜け穴を作り、投資契約の監督を弱め、投資家と金融市場を大きなリスクにさらすと警告している。
SEC 委員長、金融リスクに警告
SEC の Gary Gensler 委員長は、この法案が規制上の抜け穴を生み、既存の監督枠組みを損なうとの懸念を表明した。同氏は、この法律によりブロックチェーン上に登録された投資契約に対する特定の保護が削除され、投資家や金融市場が大きなリスクにさらされる可能性があると警告した。Gensler 氏の批判は、急速に進化する暗号通貨分野における規制監督の縮小がもたらす潜在的危険性を浮き彫りにしている。
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業界の支持と SEC への反対
暗号通貨支持者や業界団体は、長年にわたり SEC をデジタル資産の幅広い普及への障害とみなしてきた。新法案は明確な規制ガイドラインを提供することで革新と成長を促進すると主張している。しかし、SEC の反対は、管理を維持しようとする規制当局と、より制限の少ない監督を求める業界側との間の緊張が続いていることを浮き彫りにしている。
暗号通貨規制への潜在的影響
提案された法案は、暗号通貨投資契約の発行者が自社製品をデジタル商品として自己認証することを認め、SEC の監督を制限するものだ。この変更はデジタル資産の規制方法を大きく変え、暗号通貨業界の規制負担を軽減する可能性がある。しかし批評家たちは、こうした変更により投資家が詐欺やその他のリスクに対して脆弱になる可能性があると主張している。
上院での法案の行方
下院が法案を可決したものの、上院での行方は不透明だ。法案の支持者たちは、これが暗号通貨業界に切望されている明確さと支援をもたらすことを期待している。しかし、SEC や他の規制機関による強い反対が上院の判断に影響を与え、法案の先行きを不確実にする可能性がある。

