• TIM は Sparkle 売却益を原資として、2026 年の配当復活を計画している。
  • Sparkle の MEF および Retelit への 7 億ユーロの売却は、2026 年までに完了する見込みである。

何が起きたか:TIM の財務再編と Sparkle 売却

TIM は、Sparkle 売却の完了を条件に、2026 年から株主への配当支払いを再開する意向を発表した。イタリアの通信会社は決算を発表し、収益成長は主にブラジル事業が牽引したと述べた。同社はまた、海底ケーブル事業 Sparkle を経済財務省(MEF)およびRetelitに 7 億ユーロで売却することを承認したと発表した。

Sparkle の取引は、必要な規制当局の承認を得た後、2026 年初頭に完了する見込みである。TIM は、この売却益が配当支払いの資金に充てられ、2026 年と 2027 年のフリーキャッシュフローの 70%に相当すると強調した。また、今回の合意には特別配当が含まれており、Sparkle 売却益の半分にあたる約 3 億 5000 万ユーロが 2026 年に株主に分配される。TIM の株価はこの発表を受けて上昇し、17 か月ぶりの高値を付けた。

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なぜ重要か

配当の復活は、財務再編期間を経た TIM にとって前向きな変化を示している。純負債を 200 億ユーロ超から 72.7 億ユーロに削減したことで、同社は株主価値の還元に集中できるようになった。重要な資産の売却を含む Sparkle の売却は、同社の財務計画を引き続き支えるために必要な流動性を提供する。

投資家にとって、配当の復帰は TIM の財務健全性改善の重要な指標である。イタリア国内市場の成長はブラジル事業に比べて控えめだったが、同社は国内事業の安定化にも成功した。Sparkle 売却益は配当支払いを可能にするだけでなく、競争の激しい欧州通信セクターにおける TIM の地位を強化する。