要約

  • Piter-IXは複数都市の交換点をNx10GからNx100Gの回線で結ぶとしている。
  • その展開は存在を示すが、障害領域の独立性は示さない。利用者はトポロジー、容量、保守、フェイルオーバーを確認すべきだ。

都市一覧は検証の出発点

公式ページはモスクワ、サンクトペテルブルク、ヴォロネジ、ロストフ・ナ・ドヌ、ペルミ、エカテリンブルク、チェリャビンスクを挙げ、参加者の設備容量を合計35.7 Tbit/sとしている。PeeringDBもサンクトペテルブルクの交換点運営者をPiter-IX Co.と記録する。

地域交換点は距離と仲介網を減らし得る。しかし二つの拠点が同じ光ファイバー経路、電力、制御面、保守時間帯、伝送事業者に依存する可能性は残る。設備容量の合計から、拠点別利用率や障害時の余裕も分からない。

実務上は、独立した物理引込、都市間経路、ルートサーバー冗長性、利用率、保守通知、切替試験を含む障害領域図が必要だ。公開資料は障害頻度、光ファイバー分離、復旧目標、実測SLAを示していない。展開の実在性は確認できても、レジリエンスは別途立証されるべきである。

情報源

Piter-IX の公式ネットワーク説明、Piter-IX の英語版ネットワーク説明、PeeringDB の PITER-IX Saint-Petersburg 登録。