• 590万カナダドルは、工学調査、海洋調査、環境評価、予備設計に充てられ、建設は2028年からを目標としている。
• このプロジェクトには、2本の計画中の200 MW 海底ケーブルと、両州での送電線および変電所のアップグレードが含まれる。
事実
カナダ政府は、プリンスエドワードアイランド州とニューブランズウィック州の間の計画中の電力連系を進めるため、590万カナダドルを拠出した。PEI Energy Corporation は、この資金を工学調査、海洋調査、環境評価、ケーブルルート・送電線・変電所の初期設計に使用する。また、規制対応や利害関係者、先住民族コミュニティとの関わりも支援する。目的は、2028年からの建設開始に向けてプロジェクトを準備することにある。
提案には、2本の200 MW、138 kV の海底電力ケーブルと、両州での送電線アップグレードおよび変電所の近代化が含まれる。プリンスエドワードアイランド州は、既存の海底ケーブルを通じてニューブランズウィック州から電力の約85%を輸入している。同州の平均電力負荷は300 MW 未満であり、2023年2月の寒波時にはピーク需要が393 MW に達した。プロジェクトの総費用、最終ルート、建設資金は未公表である。
評価
提案されたケーブルは、ニューブランズウィック州とプリンスエドワードアイランド州の間に400 MW の送電容量を追加し、同州の現在のピーク需要にほぼ匹敵する。しかし、PEI Energy Corporation は、この連系を2本の独立したケーブルとしてではなく、より広範な送電システムの一部として設計しなければならない。
つまり、ケーブルルート、変電所、両州の陸上送電線のアップグレードは、一括して計画・承認されなければならない。連邦資金はその作業を定義するために必要な調査を賄うが、建設可能なプロジェクトにするには、建設資金、規制承認、2州にまたがる調整された調達が必要となる。
BTW 読者にとって、このプロジェクトの価値は、両州が追加容量を活用するために必要な支援送電網インフラを構築できるかどうかにかかっている。次の開発段階では、新ケーブルが送電を開始する前に、陸上で何を建設すべきかが決定される。
注目ポイント
提案されるケーブルルート、環境影響評価や規制当局への提出書類、完全なコスト見積もりに注目すべきである。建設資金計画と調達スケジュールは、プロジェクトが2028年の着工に向けて順調であるかどうかを示すだろう。

