要約
- 新構成はラック内の容量を増やせるが、ラック追加による構成の拡張はできない。
- ホストを分けることやネットワーク機器を二台持つことは、別ラックや別拠点の確保とは異なる。
小さく始められる製品ほど、「次は何を足せるのか」を先に確認したい。AWS は 9 月 10 日、計算、ストレージ、ネットワークを一つの 42U に統合した第2世代の単一ラック Outposts を一般提供した。最大 2,688 vCPU と 100 TB の EBS は製品の上限であり、すべての注文にその容量が搭載されるわけではない。AWS の発表。
場所が限られる現場では、独立したネットワークラックを置かずに済むことに意味がある。一方、設置要件には、容量を増やせるのはラック内部であり、この構成にラックを追加して拡張することはできないと明記されている。注文時にもこの制限を確認する。単一ラックの設置要件。
問うべきなのは、今日の処理が収まるかだけではない。次の処理が収まらなくなったらどうするか、である。顧客が別の設備を構築できないという意味ではない。ただ、その別の判断を、同じ構成が自然にラック一台分成長することと同一視してはいけない。
余力は必要な仕事に使えてこそ意味がある
製品上限、導入済み容量、特定の負荷に使える余力は異なる。さらに顧客は、その余力のどこまでを需要の山や運用上の不測事態に備えて残すかを決める。空いているものをすべて即座に消費できる資源とみなすと、この判断が見えなくなる。
これは計画上の区別であり、空きスロットの保証、即納、任意のインスタンス構成への対応を意味しない。資料は一律の増設価格を示していない。今の省スペース効果と、内部増強では足りなくなったときの作業を併せて評価する必要がある。
設置面積も筐体の幅だけでは決まらない。保守用の空間、気流、給電は現場側の条件として残る。装置の統合は、それを動かす環境を不要にはしない。
冗長性がまたぐ範囲を確かめる
Outposts の最適化資料は、インスタンスをホスト間に分散する場合とラック間に分散する場合を区別する。単一ラックで使えるのは前者だ。ホストが違えば一部の共通故障リスクを減らせても、もう一つの筐体や拠点が生まれるわけではない。Outposts の配置資料。
| 選べる対策 | 残る境界 |
|---|---|
| ラック内で容量を増やす | ラック追加による同構成の拡張はできない |
| 別々のホストに配置する | ラックと設置場所は共通 |
| 一方のネットワーク機器で継続する | ローカルゲートウェイ帯域は低下する |
設置資料によればネットワーク機器は二台あるが、一方が障害を受けた場合、残る機器のローカルゲートウェイ帯域は減る。「冗長性がない」でも「故障しても全く同じ」でもない。縮退した条件で、どの仕事をどの水準まで続ける必要があるかが重要になる。
発表は、アプリケーションの稼働率、実測の節約額、単一または複数ラックの普遍的な優劣を示していない。新しいのは場所と制限の組み合わせだ。今節約できる空間、有効な予備容量、許容する縮退サービス、境界に達した後の判断を並べて選びたい。
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