•ナショナル・グリッドが、データセンター向けの米国電力開発会社であるジュレントの株式 35%を取得
•電力会社が電力供給者からデータセンターインフラ投資家へと移行
事実
ナショナル・グリッドは、大規模データセンター向けの発電および電気インフラを手がける米国の開発会社ジュレントの株式 35%を取得するため、17.5 億米ドルを投資することに合意しました。この取引は、同社の投資・商業開発事業であるナショナル・グリッド・ベンチャーズを通じて行われました。
この資金は、テキサス州リーブス郡における 2.67GW の電力プロジェクト「プロジェクト・キルビー」を支援し、長期電力購入契約に基づいてマイクロソフトが運営するデータセンターキャンパスに電力を供給します。
評価
この取引は、電力会社がデータセンター開発に取り組む方法における大きな変化の一環です。プロジェクトが送電網に接続した後に電力を供給するのではなく、新しい施設に電力を供給するために必要な発電および送電インフラに直接投資しています。
AI ワークロードの規模が拡大するにつれて、電力の確保は開発プロセスの後の段階ではなく、その一部になりつつあります。ハイパースケール事業者は、電力会社が自社のスケジュールに合わせて電力を供給することを期待しており、計画の初期段階に巻き込んでいます。
BTW 読者にとって、この取引は電力へのアクセスがもはや容量や接続だけの問題ではなく、誰がインフラを管理するかという問題であることを示しています。電力会社は AI データセンター開発における戦略的なインフラパートナーとして台頭しつつあります。
注目すべき点
プロジェクト・キルビーの進捗状況と、他の電力会社がナショナル・グリッドに続いてデータセンター専用の電力投資に乗り出すかどうか。今後の電力会社とハイパースケール事業者の提携が、このモデルが雛形となるのか、一回限りのものとなるのかを示すでしょう。

