• FRA03 は、3フロア6データホールにわたる7,680平方メートルの IT スペースを提供します。
  • 第1期工事は完了しましたが、サイト全体が完成するには第2期工事の完了が必要です。

事実

ドイツのデータセンター事業者 Maincubes は、フランクフルト近郊のシュヴァルバッハ・アム・タウナス(Schwalbach am Taunus)で FRA03 の第1期工事を完了しました。工事は2024年第4四半期に始まり、第1期は2026年6月に終了しました。同社によると、顧客向け容量は第3四半期から利用可能になる予定です。第2期工事は2025年第3四半期に開始され、2026年または2027年に完了する見込みです。

FRA03 は、16MW の IT 容量と7,680平方メートルの IT スペースを3フロア6データホールにわたって提供する設計です。この施設は空冷および液冷に対応し、ハイパースケールおよび高性能計算ワークロードを対象としています。Maincubes は、再生可能エネルギー電力を使用し、廃熱を地域暖房ネットワークに供給すると述べています。

分析

第1期の完了により、Maincubes は顧客受け入れを開始できるスペースを確保しましたが、これは16MW のサイト全体が完成したことを意味しません。事業者は、利用可能なデータホールの運用を開始し、顧客機器を接続し、第2期を完了しなければ、FRA03 は完全な設計能力に達しません。

したがって、顧客はモジュールレベルでの容量情報を必要とします。どのホールが準備完了か、各ホールが提供できる電力と冷却能力、そして後続のスペースがいつ利用可能になるかを把握する必要があります。熱再利用にも同じ区別が当てはまります。FRA03 が廃熱を供給できるのは、データホールが負荷を担い、地域暖房ネットワークへの接続が稼働している場合に限られます。BTW 読者にとって、FRA03 は建設段階から段階的なサービス提供へと移行しています。顧客への引き渡しと稼働済みメガワット数が、Maincubes がサイトの残りを完成させる間に第1期が提供する利用可能容量を示すでしょう。

注目点

Maincubes は、顧客サービス開始時にどれだけの IT 容量が利用可能になるかを明らかにしていません。初期の顧客引き渡し、稼働済みメガワット数、第2期の完了予定日が、FRA03 が最初の完成モジュールから完全な16MW 設計へとどれだけ早く進むかを示すでしょう。