概要

  • Sitaro 当局と Kemkomdigi は、Ulu、Tagulandang、Bitung または Likupang を経由する Palapa Ring Tengah のルート変更を進めることで合意した
  • この合意により計画中の基幹網ルートは変更されるが、詳細設計、建設、運用開始の日程は公表されていない

事実

インドネシアの Ministry of Communication and Digital Affairs と Siau Tagulandang Biaro Islands Regency の当局者は9月2日、Palapa Ring Tengah 基幹網の一部について変更後のルートを進めることで合意した。協議では Manado–Ondong Siau 区間が焦点となり、提案されたルートは Ulu–Tagulandang–Bitung/Likupang と説明されている。

Sitaro 政府は、この変更が島しょ県全域の接続性向上を目的としていると説明した。同じ会合では、新たな基地局の設置案や BAKTI による衛星アクセスの追加など、残る通信圏外地域への対応も取り上げられた。ルート変更に関する報道では、最終的な設計、事業費、建設日程、運用開始日は明らかにされていない。

評価

今回のルート変更が変えるのは Palapa Ring Tengah が通過する予定の場所であり、現在 Sitaro で利用できる接続環境ではない。計画中の Ulu–Tagulandang–Bitung/Likupang ルートに Tagulandang を組み込むことで、基幹網が地方政府の支援対象地域に近づく可能性はあるが、公表された計画では地域ネットワークの接続地点が示されていない。

このため、二つの作業を連携させる必要がある。基幹網のルートは今後も設計・建設が必要であり、通信が届いていない地域には基地局、衛星回線、その他のアクセスインフラが必要となる。Tagulandang を基幹網が通過しても、こうしたアクセス接続が整備されなければ、それだけで地域の通信圏外が解消されるわけではない。

BTW の読者にとって、このルート変更が運用上の意味を持つのは、国内基幹網と Sitaro の地域ネットワークとの間に実際に機能する接続が確立された時点である。ルート、相互接続地点、運用開始日程が確定するまでは、9月2日の合意が変えるのは利用可能な容量や通信範囲ではなく、ネットワーク計画である。

注目点

Ulu–Tagulandang–Bitung/Likupang ルートの最終設計、資金、調達、建設日程に注目する必要がある。Sitaro における相互接続設備の詳細が示されれば、地域ネットワークが変更後の基幹網をどのように利用する予定なのかが明らかになる。ルートの運用開始と、計画されている地域アクセスインフラの稼働が、接続性向上を示す最も明確な証拠となる。