• データセンターのファイバー接続で使用される中国製新型光トランシーバーを対象とする措置が報じられる
  • 草案、対象製品リスト、発効日はいずれも公表されておらず、提案は修正または撤回される可能性もある

事実関係

米国の Federal Communications Commission(FCC)が中国製の新型光トランシーバーの輸入を禁止する措置を策定中であると、事情に詳しい4名が Reuters に語った。当局者は今年中の公表を目指しているが、FCC は提案を修正または撤回する可能性もある。光トランシーバーは、電気信号を光に変換し、データセンター内のファイバー接続でデータを伝送する装置である。

草案、対象製品リスト、発効日は未公表。ホワイトハウスと FCC からのコメントはない。Reuters によると、中国のサプライヤーが世界の光トランシーバー市場の大半を占めており、影響を受ける可能性のある企業の一例として Zhongji Innolight が挙げられた。最終的な企業名やモデル名は報じられていない。

評価

データセンターネットワークチームは、特定のスイッチ、ファイバータイプ、速度、距離に合わせてトランシーバーを選択する。FCC が特定のモデルを除外する場合、事業者は製品ごとに調達元を確認する必要が生じる可能性がある。急な代替品の採用は、新たな互換性試験とサプライヤー変更を要する場合がある。

実際の影響は、規定の範囲とタイミング次第である。新型のみを対象とする場合、設置済み機器や既存在庫は影響を受けないかもしれない。対象範囲が広く、あるいは調整期間が短い場合、既に仕様決定済みまたは発注済みの製品に影響が及ぶ可能性がある。いずれの場合も FCC は対応方針を明らかにしていない。

BTW 読者にとっては、米国のネットワークチームはスイッチプラットフォームやファイバー仕様を確定する前に、代替トランシーバーを認定する必要が生じる可能性がある。これによりサプライヤー審査がネットワーク設計のより早い段階に組み込まれることになるが、現在進行中のプロジェクトへの影響は FCC が規則を公表するまで評価できない。

注目点

FCC の最初の提案では、対象製品とメーカー、規則の開始時期、既存の発注分が引き続き使用できるかどうかが明らかにされるべきである。移行期間によって、事業者が現在のネットワーク設計を維持できるか、代替機器を承認する必要があるかが決まる。サプライヤー側も、米国のデータセンタープロジェクト向けにどの製品が既に計画されているかを明らかにする可能性がある。