要約

  • 現在のカーディナリティ課金文書では、未設定のカスタムメトリクスは索引量で課金され、Metrics without Limits 設定後は取り込み量と索引量が対象となる。割り当てと契約条件も影響する。
  • 公式の GAUGE 例では取り込みの組み合わせが四つのまま、索引が三つになる。顧客の実測でも、総額が同じ割合で減る証明でもない。
  • Metric Name Pricing は別の計算モデルである。最近の問い合わせがないことと、資産が必要としていないことも同じではない。

一つの数字が下がる前に、何を買うかを決める

ホストの違いを知るタグは、業務全体の集計には余分かもしれない。一方、運用上の調査には重要な区別になるかもしれない。タグを除く価値は、組み合わせ数だけでなく、どの問いを残すかで決まる。

Metrics without Limits ガイドは、問い合わせに使うタグを含める設定と除外する設定を説明する。アプリ内で行え、エージェントやコードの変更を必須としない。扱うのはダッシュボード、ノートブック、モニターなどで問い合わせ可能な部分である。

送信元のデータ量を減らすことと、その部分を小さくすることは別の目標だ。索引が縮んだだけで送信量の削減を受領すれば、必要としていた取引と別の結果を受け取ることになる。

本稿は顧客アカウントを調べておらず、タグ設定も試していない。元データの削除や過去の問い合わせの復元について結論は出さない。論点は、公開された問い合わせ範囲と課金の境界である。

設定後には、もう一つの量を計算する

カスタムメトリクスの課金説明は、カーディナリティに基づくモデルを対象とし、Metric Name Pricing の契約とは別だと明記する。そのモデルでは、Metrics without Limits を設定していないメトリクスは索引量が課金対象となる。設定したメトリクスでは、取り込み量と索引量が対象になる。

つまり、索引を小さくする操作が、比較すべき費用の範囲を広げることもある。隠された料金という指摘ではない。文書が示す二つの状態を、そのまま分けて読めば分かる違いである。

設定が必ず高くなるとも、必ず安くなるともいえない。プランの割り当て、元の組み合わせと残る組み合わせ、契約した料金が必要になる。ここでは契約や請求書を確認していないため、純額の節約は測定していない。

このモデルで課金上の取り込み量に含まれるのは設定したメトリクスである。それ以外が Datadog にデータを送っていないという意味ではない。送信、取り込み、ある請求項目の対象集団を一つにしてはならない。

四つから三つへ、変わらない側もある

公式の GAUGE 例は、ホスト、エンドポイント、ステータスの四つの組み合わせから始まる。後ろの二つだけを問い合わせ用に残すと、索引の組み合わせは三つになるが、取り込みは四つのままである。

これは説明用の数値であり、調べた顧客の利用量ではない。ホストで分かれていたものが一つの区分になることで、必要な業務上の問いを保ちつつ索引を小さくできる場合がある。その区別を必要とする別の問いは変わる。

三対四を総額の削減率に変えることもできない。課金対象の範囲と割り当てをまだ評価しておらず、メトリクスの種類によって数え方も違う。この例を分布メトリクスなどすべてに拡張するのは不適切である。

購入側が受け入れるべきものは、選んだ問いに答えられる構成と理解された総費用だ。小さい組み合わせ数は途中の結果であり、答えの価値や全体の節約を証明する受領書ではない。

静かな資産には、別の依存がある

ガイドは直近30日に実際に問い合わせたタグを推奨し、それとは別に資産で使われているタグも含めるよう説明する。最近開かれていないダッシュボードでも、長期的な業務やまれな調査の一部かもしれない。

Metrics Summary の定義では、問い合わせがない状態は、30、60、90日の指定されたアクセス履歴から判断する。使用中という状態は、メトリクスが資産に存在すれば成り立ち、最近の問い合わせを必要としない。

静かな期間は見直しの材料になるが、今後必要でないという証拠にはならない。一方、古い参照があるだけで全タグを永遠に維持する理由にもならない。誰かが残すべき問いと許容する例外を判断する必要がある。

設定が簡単になれば、費用担当者は診断担当者より早く変更できるかもしれない。その速度を価値にするには、区別を残す理由が変更と一緒に伝わらなければならない。活動の推奨値を長期の依存関係の決定権にしないことが重要だ。

見積もりと月平均を同じ証拠にしない

Metrics Summary はカーディナリティの事前見積もりを提供し、対象メトリクスが48時間より古いことを条件としている。この条件を満たした見積もりでも、アカウント全体の純請求額を予測したことにはならない。新しく対象になる取り込み量も別に評価する必要がある。

Usage Detailsは、当月の各時間に対する平均としてカスタムメトリクスを説明する。カーディナリティ課金も、各時間の異なる時系列を合計して月平均を求める。このモデルでは、送る点の頻度や問い合わせ数がその量の課金を決める要因ではない。

時間平均の参照文書には、平均と最大が別にあり、日や月の粒度がある。ピーク、直近一時間の見積もり、月平均は交換可能な証拠ではない。

効果の比較には、同じ種類、対応する期間、設定範囲、実際の契約が必要になる。それと同時に、重要な問いが引き続き答えられることも確かめる。少ない数字は、その両方を代行しない。

契約が違えば、同じ名前の単位も変わる

ガイドは Metric Name Pricing を別に扱い、そこでは設定の有無ではなく、すべての送信点が取り込み量に寄与すると説明する。分布メトリクスの倍率の扱いも違う。カーディナリティの設定済みだけという範囲を全契約に広げられない。

メトリクス量の参照文書も、一方では直近一時間の時系列の見積もり、Metric Name Pricing の組織ではデータ点の合計見積もりとして量を説明する。見慣れた項目名でも、経済的な単位が同じとは限らない。

これは調達の判断にも影響する。数値のラベルを保ったまま契約が分母を変えれば、同じ推移として比較することができない。本稿は読者の実契約を推定していない。

Datadog は送信側を作り直さずに、必要な問い合わせの区別を選ぶ方法を提供する。その方法が有用かは、答えられる問いと課金の範囲を一緒に受け入れて初めて分かる。索引の縮小だけでは、この判断は完了しない。

出典