• Eaton は電力需要を計算出力と比較して評価すべきとし、Elea は電源と冷却設計に注目している
  • 2024年にブラジルのデータセンターは国内電力消費の1.7%を占め、Brasscom は2029年までに3.6%へ達すると予測

事実

Capacity のエネルギー特別報告書の取材に応じたデータセンター幹部たちは、業界の「エネルギー浪費」というレッテルに異議を唱え、絶対的な電力消費量だけでは施設がどれだけ効率的にエネルギーを計算出力に変換しているかがわからないと主張した。Eaton のチーフデータセンターアーキテクト、JP Buzzell 氏は、総消費量だけに注目すると施設の性能を過度に単純化してしまうと述べた。

ブラジルのオペレーター Elea Data Centers のエネルギー担当ディレクター、José Mendieta 氏は、2024年にデータセンターがブラジルの電力消費の約1.7%を占め、その割合は Brasscom の予測では2029年までに3.6%に達すると述べた。2024年のブラジルの電力構成は88.2%が再生可能エネルギーだった。また Mendieta 氏は、Elea の施設の80%が閉ループ冷却を採用しており、システム内で冷却液を再利用しているとし、同社はこの割合が90%に達すると見込んでいる。

評価

報告書は明確な問題を指摘している。全国の送電網データや企業全体の平均値では、個々の施設の実際の性能は把握できない。よりクリーンな送電網に接続されたサイトは排出量が少なくなる可能性があり、閉ループ冷却は水の使用量を削減できる。しかし、いずれの数値も、施設が消費した電力に対してどれだけの計算作業を提供したかは示さない。

そのため、オペレーターは電源、電力使用量、冷却設計、水消費量、計算出力を一貫した基準で測定したサイトレベルのデータを必要とする。この情報がなければ、読者はプロジェクトを比較したり、企業全体の良好な平均値が特定の施設に当てはまるかどうかを判断できない。BTW の読者にとって、サイトレベルの報告は、計画当局、顧客、地域コミュニティが新しいデータセンタープロジェクトの資源利用を判断するためのより明確な基準を提供する。

注目ポイント

Eaton、Elea、その他のオペレーターが、電力使用量、電源、冷却、水消費量、計算出力について一貫した定義を用いたサイトレベルの数値を公表するかどうかに注目。計画申請、持続可能性報告書、独立したレビューデータによって、効率性に関する主張が、全国や企業全体の平均値ではなく、個々の施設レベルで裏付けられるかどうかが示される。