• Claron Fibreoptics は、今後1年で光ファイバーケーブルの年間生産能力を約15万キロメートルから30万キロメートルへ倍増する計画だ
  • ハイデラバード周辺のメーカーである同社は、BharatNet、FTTH、その他の通信ネットワーク整備に伴う需要の取り込みを目指している

事実

Claron Fibreoptics は、今後1年で光ファイバーケーブルの年間生産能力を倍増する計画だ。マネージングディレクターの Niranjan Sharma は、9月5日に公開された Wire & Cable India のインタビューで、同社の現在のケーブル年産能力は約15万キロメートルで、これを約30万キロメートルに引き上げる意向だと述べた。

同社はハイデラバード近郊で、通信、インターネット、ケーブルテレビ、家庭向け光回線の各ネットワーク向けに光ファイバーケーブルを製造している。Claron は、インドで続く光ファイバー網整備を増強計画の背景としており、BharatNet に関連する商機もその一つに挙げている。30万キロメートルという数字は将来の生産能力目標であり、現在の生産量ではない。Claron は、既存の生産能力がどの程度使われているか、また増強完了に必要な投資額を明らかにしていない。

分析

生産能力を倍増すれば、Claron はより大口のケーブル受注に対応する余地が広がる。だが、今回の発表だけでは、顧客に実際にどれだけのケーブルが追加供給されるかは分からない。同社が明らかにしたのは目標だけで、投資計画、完了時期、増強後の想定稼働率は開示していない。

工場の生産能力と実際の生産量は異なる指標だ。年間30万キロメートルの生産能力を持つ工場でも、増強が完了し、顧客の注文が出荷に結び付いて初めて供給量が増える。BTW の読者にとって、次に役立つ確認材料は、見出しとなった生産能力の数字ではなく実際の生産量だ。生産量、新規受注、納期を見れば、Claron の増強が、同社が供給先として見込む光ファイバー事業の進展に追い付いているかが分かる。

注目点

製造能力増強の詳細、完了時期、Claron の実際の年間生産量に注目したい。BharatNet、FTTH、その他の光ファイバー事業に関連する顧客注文は、追加能力がどの案件に充てられているかを示す。納期は、増強によって同社のネットワーク構築向け供給力が改善しているかを示す指標となる。