• PowerCore 5.0は、変圧器、配電、UPS、冷却、火災抑制、監視を40フィートのユニットに統合し、オフサイトで組み立て・試験される。
  • Bridge によると、工場での組立は土木工事と並行して行え、納期を50%以上短縮できるが、具体的な導入事例はまだ明らかにしていない。

事実

シンガポールに本社を置くハイパースケールデータセンター事業者 Bridge Data Centres と電気機器メーカーMorong Electric は、8月6日に PowerCore 5.0を発表した。40フィートの ISO コンテナフレームで構築されたこのプレハブユニットは、変圧器、配電、無停電電源装置、冷却、火災抑制、監視を統合している。Bridge によると、各モジュールはオフサイトで組み立て・試験が行われ、納入後に現場チームが最終的なケーブル接続を完了する。

Bridge によると、現場で土木工事が継続されている間にもモジュールの建造と試験が可能であり、従来の建設と比べて全体の納期を50%以上短縮できるという。また、大規模キャンパスでは2週間ごとに新しいユニットを受け入れることが可能とも述べている。具体的な導入事例やモジュールの定格電力はまだ明らかにしておらず、PowerCore 5.0が世界初の完全プレハブ電源モジュールであるという主張も独立した検証を受けていない。

評価

PowerCore 5.0は電気設備の建設手順を変える。現場で変圧器、UPS、配電機器の組立と試験を行う代わりに、Bridge は土木工事が継続されている間、その作業の多くを工場で完了させることを目指している。納入後、現場チームがモジュールを設置し、最終的な接続を完了する。これにより、現場建設プログラム中に実施される電気統合の作業量を削減できる可能性がある。

Bridge は PowerCore 5.0が納期を半分以上短縮できるとしているが、実際のプロジェクトでまだ実証されていない。また、その数字にどの工程が含まれているのか正確に説明していない。電力会社との接続や通電はモジュールの範囲外であり、データホールが実際に稼働可能になる時期を左右しうる。BTW の読者にとって、最初の導入事例が実際の日付をもたらすことで主張が検証される。工場完成、設置、通電のタイミングが、モジュールが電気設備の建設から実際にどれだけ時間を削減できるかを示すだろう。

注目点

最初の公開される導入事例について、工場受入試験、出荷日、現場設置、通電に注目する。これらのマイルストーンと現場の土木工事プログラムとの間隔によって、Bridge のスケジュール主張が全体の建設に対して測定可能になる。別の市場での2例目の導入は、モジュールが依然として必要とする現地での設計作業の程度を示すだろう。