• Apple は中国国外では自社の AI モデルを使用するが、中国本土向けには現地開発の技術を採用する。
  • この展開は、Apple のティム・クック CEO が中国を訪問し、上海に新たな小売店をオープンした中で報じられた。

米テクノロジー大手の Apple は、今年中国本土市場で発売予定の iPhone 16 やその他製品向けに、生成人工知能(AI)技術を提供するため、中国検索エンジン大手の Baidu を選定した。

協業の内容

上海ユナイテッド・メディア・グループ傘下のメディア「China Star Market」が月曜日に報じたところによると、Apple は中国において、Alibaba Group Holding や清華大学関連の人工知能企業を含む中国企業との協議を経て、iPhone 16、Mac OS、iOS 18 に Baidu の「Ernie Bot」を採用する。

同報道によると、Apple は中国国外では自社の AI モデルを使用するが、コンプライアンス上の考慮から、中国本土市場では現地で開発された技術を採用する。

この地元メディアの記事は、前週金曜日に Wall Street Journal が報じた、Apple が中国の iPhone などに同社の生成 AI を搭載するため、検索エンジン大手 Baidu と初期協議を行ったという記事に続くものだ。

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中国を訪れたティム・クック

この展開は、Apple のティム・クック CEO が中国を訪問している時期に起こった。クック CEO は上海に新しい小売店をオープンし、中国を市場および製造拠点として重視する姿勢を再確認するため、主要な中国サプライヤーと面会した。

日曜日、クック CEO は中国政府が主催し、李強首相も出席した注目度の高いサミットで、中国のサプライヤーが iPhone メーカーのカーボンニュートラル目標に果たした「多大な貢献」を称賛した。

また CCTV が日曜日に報じたところによると、クック CEO は同会議で、同社が年内に中国本土市場で複合現実ヘッドセット「Vision Pro」を発売する計画であると述べた。