• 首席大臣 Andrew Barr は、国家基準の策定中も、ACT は責任あるデータセンター開発を停止しないと述べている
  • 開発事業者は ACT の計画制度に基づく手続きを継続できるが、連邦政府の枠組みによって大型プロジェクトに求められる要件が変わる可能性がある

事実

オーストラリア首都特別地域(ACT)は、連邦政府が大型施設に関する国家規則を策定している間も、新たなデータセンタープロジェクトの審査を続ける。首席大臣 Andrew Barr は一時停止を求める声を退け、ACT の既存の計画、環境、公益事業に関する規則は、提案されている国家方針とすでにおおむね整合していると述べた。

新たなデータセンターは、ACT の既存の計画制度を通じて、プロジェクトごとに引き続き審査される。現行規則では、必要な承認を取得することを条件に、工業地区やサービス地区のほか、都市部外の一部の広域用地にも建設できる。ACT 政府によると、キャンベラにはすでに約15のデータセンターがある。ビアードではさらなる開発が提案されており、ヒュームでも拡張の可能性がある。連邦基準は2027年初頭に法制化される見通しだ。

評価

承認手続きを継続することで、連邦政府が新たな国家規則の策定を終えるまでの間も、開発事業者は ACT の計画制度に基づいてプロジェクトを進められる。申請の提出や手続きを進めるために、新規則の完成を待つ必要はない。

不確実性が生じるのはその後だ。オーストラリア政府は、どのプロジェクトが対象となるのか、新規則がいつ施行されるのか、すでに計画中または建設中のプロジェクトにも順守が求められるのかを、まだ明らかにしていない。そのため、一部の開発事業者は、地域レベルの審査が始まった後に、電力、水、運用に関する計画を変更する必要が生じる可能性がある。

BTW の読者にとって重要なのは、国家規則がまだ策定中である一方、ACT が計画手続きの継続を認めている点だ。これにより一律の停止は回避されるが、連邦基準が公表されるまで、開発事業者はすべての要件を把握できない。

注目点

連邦政府が、規模の基準値、施行日、すでに計画中または建設中のプロジェクトに適用する移行規則をどのように定めるかが焦点となる。ビアードとヒュームで提案されている開発は、ACT の承認手続きと国家基準がどのように連動するかを示す初期事例になり得る。連邦政府の枠組みの公表後に電力、水、運用計画の修正が必要になれば、二つの枠組みの相違点が明らかになる。